【山形庄内エリア】つるおか1日乗車券を使ってバス旅。くらげで有名な加茂水族館を観光

山形旅行2日目はつるおか1日乗車券、Cエリアの2000円を購入して、午前中は羽黒山へ行ってきました。つるおか1日乗車券の購入方法やメリットは下記の記事でも書いたけど、お得すぎるからバス旅するなら絶対買ってほしい。
羽黒山のあとはつるおかマルシェとくらげで有名な加茂水族館へ。
加茂水族館は行く予定がなかったんだけど、Twitterのフォロワーさんが「湯野浜温泉へ行くなら、加茂水族館に行ってみて!」とコメントくださったので行ってみることにしました。翌日の予定は前日の夜に考える。無計画で気ままな旅ってやっぱりいいよなぁ。
つるおかマルシェ
鶴岡市はユネスコ食文化創造都市に認定されています。ユネスコ食文化創造都市とは、その地域の食文化や食環境が国際的に認められたことを意味するので、認定されているのは結構すごいこと。鶴岡市の伝統的な食文化の保護・継承、持続可能な農業や漁業の推進など食文化の豊かさが評価された証です。
日本では鶴岡市と大分県臼杵市の2都市だけがユネスコ食文化想像都市に認定されています。

1階にあるカフェ『farinamore dolce(ファリナモーレ・ドルチェ)』に寄ってみました。コーヒーとイチゴのカップスイーツとクッキーを注文したよ。
イチゴのカップスイーツは見た目が美しくて、テンションあがる。さっぱりしておいしい。

つるおかマルシェに出店しているお店は、地元の食材を使っています。ユネスコに認定された食文化とはどんなもんや!?と気になる方はぜひ訪れてみてね。

羽黒山へ行ったときに民家の玄関上にしめ縄が飾ってあってなんだろう?と気になっていたら、なんとその答えがつるおかマルシェにありました!
これは引き綱(ひきづな)といって火防と家内繁栄の意味があります。羽黒山で疑問に思っていたことがすぐ解決できてうれしい。羽黒山へ行くときは家の玄関上に注目してみると、本物の引き綱を見ることができます。

加茂水族館
つるおかマルシェの次は加茂水族館へ向かいます。アクセスは鶴岡駅からバスで40分くらい。鶴岡駅ー湯野浜温泉の間は何往復もしているので慣れたものです。
外観はこんな感じで、入場料は大人1,000円、小中学生は500円。

鶴岡市立加茂水族館の1番の見どころは約1万匹のくらげクラゲが泳ぐクラゲドリームシアター。SNSで見たことがある人も多いんじゃないかな?
加茂水族館は最初からクラゲで有名だったわけじゃなくて、経営がうまくいかず倒産寸前だった時期にくらげを展示してみたところ、思いの外お客さんから反響があったことから「クラゲでやっていこう!」と決断した歴史があります。
入館者100万人と200万人の記念にさかなクンのメッセージが飾ってありました。

さっそく館内に入って鑑賞開始。ピカピカ光るクラゲ、足の長いクラゲなどたくさんの種類のクラゲが展示されていました。
黄色っぽいクラゲ

足がながーーいクラゲ。

内側が発光しているクラゲ。館内はクラゲの種類や育て方について手書きの展示物がたくさんあり、クラゲへの愛情を感じました。クラゲマニアにはたまらないと思う!

クラゲが大好きなわけではないのでササっと見て、お目当てのクラゲドリームシアターに到着。1万匹のクラゲがライトアップされて、なんとも幻想的。

すごくキレイなんだけど、よく見ると大量のクラゲが巨大水槽にぎゅうぎゅう詰めで、ホラー感がある。笑 いろんな意味で、一回は見てみて!
写真だと誰もいないように見えるけど、人気スポットなので周りにはたくさんの人がスタンバイしていました。
クラゲの水槽前には観覧席があったので、腰掛けてのんびり眺めたよ。


水族館にはクラゲ以外にも飼育されてて、アシカとアザラシがいました!水族館に来るといつも思うんだけど、プールがちょっと狭そう。このエリアもサラッと見終わってしまったので外に出てみることにしました。
水族館に入場するときに外になんかあるな〜と気になっていたエリアがあったから行ってみたら、展望台を発見。雑草まみれの階段と岩場の2つのルートがあって、え?ここを歩くの?って躊躇う感じの場所がありました。で、岩場を登っている人がいたから、私もついてってみた!笑
岩場に行ってみたらけっこうな崖でびっくり。でもこういうの好きだからワクワクして登っちゃうよね。これが本当のロッククライミング!行きは岩場ルート、帰りは急勾配の階段ルートで展望台へ行きました。整備されていない場所が日本にもまだあるんだね。スリル大好きだから楽しかったです。展望台へ行く人は履き物には気をつけてね。


展望台からの眺めは最高!穏やかな日本海が見れたよ。ぶっちゃけクラゲよりも崖登りの方が楽しかった。笑
加茂水族館はこれでおしまい。


◆鶴岡市立加茂水族館
所在地: 〒997-1206 山形県鶴岡市今泉大久保657−1
電話番号: 0235-33-3036
誠寿司
夕飯は旅館の近くにある『誠寿司』へ行きました。実は前日にも行っていて、かなり気に入ったので2日連続で行っちゃいました。大将の人柄がすごくよかったのと、お寿司とサザエの焼物が美味しすぎてどうしてもまた食べたくて。


まずは前日同様、特上寿司を一人前とサザエの焼物を。飲み物は地酒の『大山』を注文してみたよ。特上寿司セットをぺろりと平らげたあとは、単品でガンガン注文するのが私のスタイル。笑
日本酒とお寿司の相性抜群で至福のひとときでした。サザエを食べてたとき、上手くひっぱり出せなくて、最後の方が切れちゃったんだよね。そしたら「サービスでもう一個焼いてあげるよ!」って言っておまけしてくれたの。やさしい。


握りを15貫くらい食べて、お酒も飲んでお会計は5500円くらいだったよ。安いよね?山形最高って思った!
『龍の湯(たつのゆ)』へ宿泊
2日目は『奥湯野浜温泉 龍の湯(たつのゆ)』へ宿泊しました。坂の上にある旅館なので、バス停に着いたタイミングで電話したら迎えにきてくれると事前に連絡がありました。私は電話するのが面倒だったので自力で行ってみたら、結構な坂で大変だった!言われた通りに電話すればよかった。笑


お部屋はこんな感じ。
部屋から緑が見えて癒されるし和室って落ち着く。清潔感があるお部屋でした。


少し微妙だなと思ったのは、部屋にいると廊下の物音が聞こえてくること。自分の部屋でテレビをつけたり音楽を流していれば気にならないのかもしれないけど。夜は静かだったので、セーフってことで。


温泉は種類が多くて、楽しいお風呂タイムだったよ。露天風呂が3種類あったの!お風呂の混雑状況を確認できるので、空いている時間に行けばゆっくり入れます。この日はアクティブに動き回ったので即寝。
朝食はビュッフェ形式で郷土料理がいろいろあったよ。私にとっては味付けが全体的にしょっぱくて、少ししか食べれなかった〜。
ぶっちゃけ、前日宿泊した「亀や」の景色・おもてなし・朝食が最高すぎて「龍の湯」に物足りなさを感じでしまった。(龍の湯さんごめん。)温泉は龍の湯の方がよかったし、それぞれの良さはあるのだけども。
どちらも同じくらいの宿泊費だったから、私は亀やのあかがねに宿泊する方が満足度が高いと思った。
2日目おわり
2日目はバス旅をして、いろいろ巡れて楽しかったです!他にも行きたい場所があったけど時間がなくて行けなくて。山形って意外と面白そうな場所が多いのね。
翌日はレンタカーを使って長距離ドライブします。ではまた〜♡