TOEIC 700点&800点の壁って本当にある?TOEIC対策をしなくてもスコアを伸ばせる

TOEICではよく「700点の壁」「800点の壁」があると言われていますが、振り返れば私にはどちらの壁もなくて、ふわ〜と取得してしまったなぁと。「どうやって700点/800点を取ったの?」と質問されることがあるので、私の取り組んだことを書いてみようと思います。
英語に触れる時間を増やす
これを言ったら元も子もないのですが、私は仕事で一日中英語を使っていたら勝手に英語力がつきました。勤務時間は8時間で、業務の6~7割は英語で読み書き。特に鍛えられたのが商社で働いていた頃です。毎日のように小難しい技術文書を読んで和訳する日々を送ってたの。仕事で大量の英文を読んでいたら、TOEICのリーディングPartへの抵抗がなくなりました。当時のスコアは600点半ばでしたが、翌年ほとんど勉強せず受験をしたら730点を取得。
仕事以外にしたことは、海外ドラマと洋楽にたくさーん触れること。SNSでは英語の投稿を読んで、英語で発信する事もありました。朝から晩まで英語漬けでした。
英会話の練習をしたらリスニング力がついた
当時は、TOEICのスコアを上げることよりも英会話ができるようになりたかったので、英会話の勉強を頑張っていました。外国人と話してわかったことは、ネイティブの話すスピードってめちゃくちゃ速くて聞き取りにくいってこと。英会話をするといろんな国のアクセントを聞くので、リスニング力がかなり鍛えられます。英会話をしたことで、TOEICの音声ってゆっくりわかりやすく話してくれていたんだ、と気がつきました。
洋楽・海外ドラマに浸る
尋常じゃないくらい海外ドラマ・映画を見まくっていました!リスニング力をつけたいなら、英語を聞く量を増やすのが一番効果的。海外ドラマを観る際は、音声はもちろん英語です。字幕は基本的には日本語ですが、気が向いたときは英語字幕。英語字幕にしたら間違いなく英語力がつくのですが、ドラマのストーリーを楽しみたかったので日本語字幕にしていたよ。
海外ドラマって中毒性がある面白い作品が多く、まんまとハマった。「これは英語の勉強ってことで!」と自分に言い聞かせて、暇さえあればずーっと観ていました。ドラマのおかげで英語の発音の聞き取りにかなり慣れたと思います。
洋楽を歌ってみる
中学生の頃から洋楽が大好き。ふとしたときに口ずさんでみようとしたら全然歌えなくて。笑 歌えるようになったらかっこいいかも、と思って練習したことをきっかけに洋楽を歌う習慣がつきました。歌えるようになるために、何回も曲を聞いてつながる音、アクセントをマネしていたら、英語を発音するときの口の動かし方のコツが掴めてきた!英語は「自分で発音できる音は聞き取れる」という法則があるので、歌ってみると英語の聞き取り力がUPします。
まとめ
英会話をして外国の友達とおしゃべりする・洋楽を歌う・海外ドラマを見まくることで、自然とリスニング力がついて、仕事とSNSで大量に英文を読むことで自然とリーディング力がUPしました。
私にとって700点と800点の壁がなかったのは、
✔︎”生きた英語”に触れてTOEICの音声より速いスピードの英語を聴き続けた
✔︎仕事で長文を読む機会が多かった
からだと思う。英語でたのしいことをしていたら勝手に英語力が底上げされたみたいです。TOEICの勉強が苦しいと感じている人は、一旦、たのしい英語に触れてみると良い息抜きになるんじゃないかな。私も経験あるけど、TOEICだけの勉強する世界にいたら煮詰まっちゃうし英語が嫌いになっちゃう。
英語が全体的に上がればTOEICのスコアも上がります。少し視野を広げて、楽しく英語を勉強してみてくださいね。
ではまた❤️