【Part5対策】TOEICで700点達成した方法

英語学習

この記事では、私が655点から720点にスコアアップした時のPart5対策をご紹介します。Part5はリーディングの中ではスコアを上げやすいPartです。短期間でバーっと仕上げて、効率よくスコアを上げましょう。

700点取得していると「英語ができる人」と一目置かれます。600点台と700点台の印象はかなり違うので、700点欲しい人は諦めずに頑張ってみよう。

 

Part5の問題形式

まずはPart5の概要について。
問題形式は文法、語彙問題が問われるPartです。

問題形式:文法問題
問題数:30問
理想的な時間配分:10分で解く

文法基礎を固める

「この英文、どういう意味だろう?」と悩む時間があるなら、文法の基礎力が足りない可能性があります。
語彙はわかるのに英文の意味がわからない
場合は、文法をやり直しましょう。

文法に苦手意識がある人が多いと思いますが、「文法をやり直したらスコアUPできた」という経験談は本当によく聞きますし、私も実際にそうだったので、騙されたと思って取り入れてみてほしい!


文法が苦手な人に3冊おすすめの教材があります。1冊目は、『一億人の英文法 ―すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)』

学生の頃に読んでいたような堅苦しい文法書ではなく、イラストが多くて読みやすい構成で挫折しにくいです。

 

2冊目は、わかりやすい講義で有名な関先生の本、『世界一わかりやすいTOEIC(R)テストの英文法』。英語を一から学び直したい方にぴったりの内容です。

3冊は高校英語のレベルのNext Stage。私はNext Stageを音読して文法力を身につけました。分厚くて本格的な文法書なだけあって詳しく書かれています。文法で疑問点があったときに開くと、必ず答えが見つかったので重宝していました。

教材との相性はとっても大切なので、書店で一度中身を確認して「できそう」と思った本を選んでくださいね。

文法書の進め方

単語帳でも文法書でも、最低3周。


・1周目:「こんな内容あったな」と振り返る程度にサラッと読む。(完璧にしなくてもOK。)
・2周目:1周目で忘れていた箇所を埋めていく。
・3週目:人に説明できる状態を目指す。

その後は苦手箇所を中心に定期的に目を通すと忘れにくくなります。

文法は覚える内容が多いので、1周目で完璧に覚えようとしなくていいです。1周で完璧に覚えようとするから、「こないだ学習した事を忘れてる」「あれができていない」って英語が嫌になってしまう。何度も繰り返せば覚えられるので、焦らず進めましょう。

難しい内容の関係詞と文型は1番最後に理解できればOKです。それより時制、受動態、現在分詞、前置詞の理解を優先させてくださいね。(関係詞、文型が難しいから挫折しちゃうのはもったいない・・・!)この2つは後回しでいいです!!得意を伸ばそう。

品詞の役割を覚える

品詞問題はルールを丸暗記さえすれば、点数を稼げる得意分野になります。品詞の役割を覚えられていますか?

名詞:主語、補語、目的語になる。人、もの、ことを表す。
動詞:主語の動きや状態を表す。
形容詞:名詞を修飾する。
副詞:動詞、形容詞、副詞を修飾。

 

初心者さんにとって紛らわしく感じるのは「形容詞」と「副詞」の使い分けかと思うので、役割を覚えて区別できるようになると、Part5で役立ちます。

 


・「形容詞」は「名詞」に使う。
・「副詞」は「名詞以外(動詞、形容詞、副詞)」に使う。なくても英文の意味が通るおまけみたいな存在です。

語順のルールを暗記

品詞の語順を「公式」と思って暗記すると、Part5で考え込む時間が短くなります。
下記を覚えると、品詞問題が解きやすくなります。

【動詞】 
動詞+副詞
be動詞+形容詞     

【形容詞】
形容詞+名詞


【副詞】
副詞+動詞
副詞+形容詞
副詞+副詞

「30問×1セット」を通しで解く

本番と同じように時間を計測(目標は10分)して、30問を解くことを毎日した結果、

・TOEICの問題傾向が掴めるようになった
・時間配分の感覚がわかった

と大きな変化がありました。

 

復習方法は、

①間違えた設問は丁寧に解説を読む。
⇨解説の内容がわからなければ、関連する文法の項目を読む。単語と文法を徹底的に見直して、わからないことを潰す。

②復習後は満点になるまで同じ問題を解く。
⇨答えを覚えてしまっても「選んだ理由まで説明する」とルール決めすると難易度が上がる。

 

模試3回分のPart5を2〜3週間かけて毎日解きまくったら、さすがに結果として現れました。Part5がどうにもならないとお悩みの方は、一度試してみてほしいです。

さいごに

Part5は勉強した分、結果が出やすいPart。
Part5のスコアが上がると、
・自然とパート6、7が伸びる。
・文法がわかるとリスニングのPart3、4の先読みと選択肢を正確に読めるようになる。

結果、トータルのスコアアップに繋がります。全体的に伸びしろがある人は、「コンスタントに25問以上正解になるまで」徹底的に取り組むと、700点達成が見えてきます。

以上、700点達成したときのPart5学習法でした。

ではまた❤️

Ayano

15歳のときに初めて海外へ行ったことをきっかけに海外に興味を持つようになりました。英語は中学生の頃に洋楽にハマって以降、マイペースに勉強をしており今ではTO...

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