英会話できるようになった方法

「どうやったら英会話できるようになるの?」という質問をよくもらうので、この記事では私が英会話できるようになった方法を書いてみます。
英語が話せると、
☑︎海外へ行くのが怖くなくなる
☑︎情報量がめちゃくちゃ増える
☑︎外国人の友達ができて、新しい価値観を知ることができる
など、英会話ができると視野が広がってメリットがたくさん。英会話に興味がある方はぜひ頑張ってほしいです。最短で上達するコツは、とにかく使ってみること。英語は使えば使うほど、上達します。
Contents
セリフを作る
英会話をするとき、英文が思いつかないなら先にセリフを作っておく。事前に話すことが決まっていれば、英語を話すことが怖くないよね。私が英会話初心者のころは、セリフを考えて、覚えてから英会話カフェや英会話教室へ行っていました。英会話教室は『学ぶ場所』というより『英語を披露する場所』として利用していたよ。
まずは、
・自己紹介
・趣味
・今日したこと・週末にしたころ
・仕事
・旅行
・出身地
・最近観た映画
など、1つのトピックにつき5〜7文の長さで英文を作ってみる。英文作成には単語と文法を考えたりそれなりの労力がかかりますが、地道な作業があってこそ英語の瞬発力がつきます。「いつまで経っても英語ができない」「英会話が怖い」と悩んでいる人ほど、セリフを用意して英会話に挑んでほしいな。今なら、ChatGPTもあるし、テクノロジーに頼ってみるのもいいと思います。
滑らかに話せるまで練習
セリフが完成したら、次は滑らかに話せるようになるまで何度も音読します。初心者だったら、最低20〜30回。音読をする時はアクセントに気をつけて、日本語訛りのカタカナ英語にならないように意識してみましょう。
音読で気を付けるポイントは、
・どの音を強く/弱く発音するか
・発音記号を確認
・日本語の発音のようにひとつひとつの音をハッキリ発音しない。(ふにゃふにゃ話すくらいがちょうどいい。)
Google翻訳を使うと英語で読み上げてくれる機能があるので、発音を徹底的にマネしてみる。私が英会話を学んでいたときはGoogle翻訳がそれほど普及していなくて。なので、英会話教室の先生に音読してもらって、実際に聞こえた通りの音をカタカナやひらがなでテキストに書き込んで学習していました。
大きな声で話す
セリフが滑らかに言えるようになったあとは、声の大きさに気を配ってみる。英語が伝わらないというよりも、そもそも声が小さくて相手に聞こえていないってことはよくあります。
「通じなかったらどうしよう」「間違えたら嫌だな」と自信がないと声が小さくなりがちだよね・・・。もちろん私も経験済みです。
勇気がいるけど、いつもより少しだけ大きな声で話してみよう。声を大きくしてみたら、英語が伝わったという声はよく聞きます。それでも小さな声になってしまうなら、それはきっと自信のなさからだと思うので、セリフの音読を強化しましょう。ひたすら練習して、努力あるのみ。私が英会話初心者の頃は、本当に何度も何度も音読していました。
先生に英文を添削してもらう
オンライン英会話をしているなら、自分で作ったセリフを先生に添削してもらうのもおすすめです。添削をお願いするときは、「Could you please let me know if there is an unnatural expression?」(不自然な表現があったら教えていただけますか?)などと言ってチェックしてもらえば自然な英語表現を習得でき、回数を重ねる毎にクオリティの高い自己紹介文が出来上がります。
英会話レッスン中は先生の発言の中から「自分でも使えそうなフレーズはあるかな?」と常にアンテナを張っておいて、いいなと思ったフレーズは即メモ。メモしたフレーズは別の機会に、自分で使ってみるとどんどん成長できます。
外国人と話すことに慣れる
外国人と話すことに慣れていなくて、英会話のノリというか、リアクションがわからない時期がありました。なので、外国人と話す機会を増やしてみたら、
☑︎ネイティブがよく使うフレーズ
☑︎英会話でのリアクション
☑︎雰囲気
が段々とわかってきました。ある程度インプットができたら、次はアウトプット。
英会話教室、英会話カフェ、言語学習アプリ(ハロートークなど)、地域やMeet upでの国際交流の集いに参加して、外国人と話す機会を増やすと英会話の雰囲気がわかってきます。
共通点を探して仲良くなろう
英会話に少し慣れてきて雰囲気がわかってきたら、次は仲の深め方について。英語の勉強相手として話すより、人として仲良くなって友達になれた方が絶対にたのしいです。英語に限らず日本語でも同じだと思うけど、共通の趣味や関心事があるか会話をしながら探ってみよう。「好きな映画ある?」とか、「週末は何して過ごしていたの?」とか、質問はなんでもいいです。
私は海外ドラマ・音楽・映画が大好き。海外旅行にもよく行っていたので、そのへんの話題を振ったら自然と仲良くなりました。海外で流行っているものを軽くリサーチしておくと話題に困らないかも。
質問リストを作る
私はセリフ作りと同時に、会話に困ったときのための質問リストを事前に作って英会話カフェに行っていました。
・日本のどんな点に魅力を感じたの?What brought you to Japan?
・どのくらい日本にいるの?How long have you been to Japan?
・週末はどうだった?How’s your weekend?
・日本のどの街を旅行したことがある?Which cities in Japan have you traveled to?
は鉄板ネタです。話題が広がりやすい質問なので、ぜひ使ってみてね。
間違いを恐れない
間違えたくない気持ち、よーくわかります・・・。日本人は特に間違えること、失敗することを避けたがる気がする。私はオーストラリア留学中に恥ずかしさ、失敗したくない気持ちを捨てたら、英語力がぐんぐん伸びました。笑 とある人に相談したら「こっちは第二言語を習得中なんだから、多めにみてや〜!」というマインドで行け!とのこと。これを聞いたら気持ちがラクにになって、ビビらずに英語を使えるようになりました。
英語は使わないと本当に伸びないので、下手くそでもジェスチャーでも翻訳機能を使ってもなんでも良いので、とにかく口に出してみましょう。
さいごに
ざっくり上記ステップを踏んで、私は英会話ができるようになりました。
1番最初に書いた「セリフを考えて練習する」というのは、オーストラリアへ30年在住している方から教えてもらった方法で、実行してみたら本当に英会話できるようになったので、再現性が高いと思います。
英語ができるようになると、海外が身近に感じられて入ってくる情報量が増えて、世界にはいろんな人がいていろんな考えがあるんだってわかって本当におもしろい。現在、勉強中でがんばっている方は諦めずにぜひ継続してみてね。
ではまた❤️
以下は私のおすすめのテキストです。
スピーキングと言っても結局のところ「瞬時に英文が思い浮かぶか」が大事です。文法・単語・ライティングスキルを磨くと、上達スピードがさらに加速します。文法は関先生の授業が本当にわかりやすいので、英語に挫折してきた人こそ読んでみてください。
これを1冊覚えれば、英会話で困りません。本当によく使われるフレーズばかり載っています。