TOEIC Part7【読むスピードが遅い】➡︎「薄く読む」と「厚く読む」を混ぜる

TOEICのPart7で「読むスピードが遅いです。どんな対策法をしたら良いですか?」と生徒さんからよく質問があります。この記事ではPart7の速読力のつけ方を紹介します。
結論、正確に読めるようになれば、読むスピードが速くなります。
下準備をする
長文が読めるようになるまでは、単語と文法は毎日継続。1冊のテキストを10周する覚悟で進めます。
目指す状態は、
・単語の意味が瞬時(1秒以内)に出てくる。
・英語を英語で訳せる”かたまり”が多い。
単語は1つ目の意味だけではなくて、2つ目、3つ目の意味までしっかり覚えると勘違いしないで訳せるようになります。
単語帳は、下記の3冊がおすすめです。
・金のフレーズ
・新TOEIC TEST 単語特急3 頻出語言い換え集
・1日1分レッスン! 新TOEIC Test英単語、これだけ セカンド・ステージ
厚く読む&薄く読む
読むスピードが速い人は、重要な情報なのか・重要度の低い情報なのかを読みながら判断しています。
話の流れを把握するための英文は「薄く」読んで、解答に関わりそうな重要な情報は「厚く」読む。
薄く読む:目を通すだけ。
厚く読む:数字や曜日、変更点などの重要な情報は丁寧に読む
この判断ができるようになるとサクサク読めるようになります。
英語を英語で考える
英語⇨日本語で考えてしまうと、日本語に変換してる分、どうしても時間がかかってしまいます。なので、英語を英語で理解するようにシフトしていきましょう。
慣れないうちは難しいかと思うので、英語を英語で理解できる”かたまり”を増やすことから始めてみる。
例えば、「This is a pen.」という英文があったら、「これはペンです。」といちいち日本語に変換しなくても英語のまま理解できるかと思います!このように英語で理解するフレーズを増やしていく。
1つの英文につき、80%日本語で訳していたのを、60%日本語訳に減らすだけでも読むスピードが短縮されます。
Part5の練習をする
Part7の速読に悩む前に、Part5は正確に読めていますか?
短い英文のPart5で躓いていたら、問題点はPart7の速読ではなくPart5です。
Part5の学習で大事なことは
・構文を理解する
・品詞を理解する
とにかく文法知識を固めましょう。
文法って難しいから避けたくなりますよね。。でも、ちゃんと向き合わないといつまで経っても英文は読めるようになりません。ダルいなって気持ちを捨てて、とりあえず1ヶ月やってみましょう。絶対に変わります!!(私がそうだった)
さいごに
速読できるようになるは「正確に読める」ことが前提にあります。正確に読めない英文は、速読できないので、地道に読解力をつけていきましょう。
<まとめ>
①単語、文法の勉強は毎日する。
②重要度の高い or 低い を判断しながら読む。
③英語を英語で理解できるフレーズを増やす。
④Part5対策をする。
諦めずに勉強を継続した人は必ず伸びます。
ではまた❤️