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【山形庄内エリア】羽黒山を観光。2泊3日ひとり旅

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山形の庄内エリアにある「羽黒山」へ行ってきました!去年からずっと気になってて、やっと行けたのでとても嬉しい!羽黒山の杉並木は想像以上に素晴らしくて、百聞は一見に如かずとは、まさにこのこと。羽黒山へのアクセスや体験したことを紹介します。


アクセス

つるおか1日乗車券Cエリアの2000円を購入して、羽黒山、加茂水族館、湯野浜温泉をぐるっとまわりました。鶴岡駅から羽黒山山頂まで1200円くらいなので、往復するだけで元が取れるよ。


【購入方法】
①交通ICカード(Suicaとか)に2000円入れておく。
②交通ICカードから引き落として支払う。これ以外の方法で購入不可。
③バスの運転手さんに「Cエリアの1日乗車券をください」と伝える。
④Cエリアの範囲を乗り放題できるように交通ICカードを設定してくれる。
(2023年5月の情報)


鶴岡駅から羽黒山までは1時間くらい。私は宿泊していた湯野浜温泉から行ったから計1時間45分の乗車でした。

本来は「羽黒山 随神門」で下車して、山頂まで石段を登るのが王道ルートなんだろうけど、それは疲れるだろうと思って羽黒山山頂までバスで行くことにしました。山頂から下山するコースです。羽黒山の1番の見どころは杉並木なので、ぜひ登るか下りるかをしてみてね。

羽黒山は出羽三山のひとつ

羽黒山とは、1372年頃、建立され、第32代天皇の崇峻天皇の第一皇子であった蜂子皇子が、父を暗殺した蘇我馬子から逃れて出家。 その後羽黒山にたどり着き、修行の末羽黒山頂に社を創建したことが始まりと言われています。

羽黒山、月山、湯殿山を総称して出羽三山と呼ばれ、山岳修験の山として知られています。

羽黒山:現世
月 山:過去
湯殿山:未来


現在・過去・未来に見立てられた出羽三山は、生まれかわりの山として信仰を集めてきました。昔から人々に大事にされてきた場所です。

私は今までスペインの巡礼とかオーストラリアで往復800キロのロードトリップをしたことがあって、”修行系”の旅がけっこう好きなんだよね。だから羽黒山に惹かれたのかもしれない。

山頂からスタート

ということで、羽黒山の山頂から観光してくよー!

バス停からすぐの場所に三神合祭殿(さんじんごうさいでん)があります。三神合祭殿ってすごく有難い便利な神社で、ここをお参りすれば、月山・羽黒山・湯殿山の三神お参りしたことになるんです。

月山と湯殿山は、冬季は積雪のため参拝が出来ないから羽黒山へお参りすれば三つの神社へ行ったことにする、というルールができたそうです。茅葺き屋根がすごく立派だったよ。

山頂にはお土産売り場、飲食店、トイレなどいろいろなお店があって賑やか。トイレは無料で使えるけど、寄付制でした。

山奥だと管理・維持するのが大変なので、寄付してくれたらうれしいって張り紙に書いてあった。そりゃそうだと思ったので、少額だけど寄付してきたよ。観光地としていつまでも続いてほしいな。

思ったより崖

山頂の神社を観光したところで、下山します。思ったより階段が急勾配で、崖だよね?と思う場所もあってふつうに怖かった。

山に入ってすぐに登山している人が「こんにちは〜」って挨拶してくれたの。そういえば小学生の頃に富士登山したことがあって、その時もすれ違う時に挨拶したな〜って思い出した。山でさわやかに挨拶されると気持ちいいよね。

推定樹齢300〜500年を超えた杉が続く景色は本当に素晴らしかった。こんなに高くて、大きな木が日本にあるとは知らなかったよ。ジブリに出てきそうな世界だった。ひっきりなしに人とすれ違うこともあれば、誰にも会わない時間もあって。さすがにこの森でひとりぼっちの時間は怖かった。

あとね、歩き始めて少ししたら気がついたんだけど、鼻がむずむず・・・。たぶんスギ花粉の反応だと思うんだけど、自分が重度の花粉症ってことをすっかり忘れて山へ来てしまった。笑 その後ひどくならなかったからよかったけど、薬を持っていなかったのでヒヤッとしました。花粉症の方は念の為、対策して行ってね。

二ノ坂茶屋

下り始めてすぐではありますが、さっそく休憩です。お餅大好きだから、二ノ坂茶屋に寄りたかったの。昼ごはん代わりってことでお餅を食べるよ。

よもぎとあんこのミックスと抹茶を注文。この日は白いお餅を草餅に変更できるとのことだったので、草餅にしてみた。



テラス席からは庄内平野が見えて、景色も気候も最高〜!

お餅を食べてのんびりしてたら、隣の席に座っていた女性が、「素敵なお洋服ですね」って話かけてくれたの。(山にワンピースで来ている人は私くらいだと思う。笑) 羽黒山で自分が写っている写真を撮りたいと思ってかわいい服を着て三脚を持ってきたの。その女性とけっこう打ち解けたから、勢いで「写真撮ってください」ってお願いしちゃった!三脚を持ってきたけど設置できる場所がなくて困ってたんだよね。ありがたや。

その辺の人に撮ってもらうのってすごくいいなって思った!誰かに頼った方が早いし、誰かと会話するのも良い旅の思い出になる。

もし三脚を使うなら、二ノ坂茶屋を少しくだったこのエリアがいいかも。山道で唯一、平坦な道だった。少し立ち止まっていれば人がいないタイミングがくるし、幅の広い道だったよ。

五重塔は修復中

見どころのひとつ、羽黒山五重塔が見たかったのですが、修復中でした。修復中ってのは飛行機を予約したあとに知ったから、時すでに遅し。笑 2025年春頃の完成予定です。羽黒山に行きたすぎてどうせ2025年まで我慢できないから、今回来たのがベストタイミングってことで。



記念に一枚撮っておいたよ。ここまで来れば、ゴールの随神門まで10〜15分で辿りつけます。帰りのバス13:18に間に合いたかったから、大急ぎで下山してたの。(バスを一本逃すと、1〜2時間待つことになる。)この時点で時間に余裕がありそうだったのでホッとした。

爺杉

羽黒山のもうひとつの見どころは爺杉。婆杉もあったけど、倒れてしまったんだって。で、この爺杉はなんと樹齢1,000年以上。そんなにも昔から立っているなんてすごいよね。ジジイ感伝わってくる!

滝と川もありました。

バス停と絶品たけのこ

帰りのバス停がある「隋神門」へ到着。下山しただけと言っても、それなりにキツくて足がガクガクになりましたわ。羽黒山は急な階段があって大変だったけど、ご年配の方もよく見かけたの。足腰しっかりしてて超元気だな。次回は石段を登ってみたいです。



時間が少しだけあったので、飲食店へ入って猛ダッシュで細たけのこのお味噌汁を食べました!時間がないのはわかっているけど、庄内地方では細たけのこが名物だからどうしても食べたかったの〜〜。

新鮮ですごく美味しくて感動した。バスの時間があるから料理がすぐ出てくるか聞いたら、間に合うように急いで作ってくれたの。ダメなら諦めますって伝えたけど、対応してくださって本当にありがたかった。無茶振りすみません・・・。山形県民、超やさしくて大好きになった。

さいごに

羽黒山の杉並木には感動したし、二ノ坂茶屋のお餅も、ひとり旅している女性との出会いも、細たけのこのお味噌汁もぜーんぶよかった。山形で出会った人みんな良い人すぎてビビる。笑 

このあとは鶴岡駅に戻って加茂水族館へ行ったので続きはまた書きます。

ではまた!

Ayano

15歳のときに初めて海外へ行ったことをきっかけに海外に興味を持つようになりました。英語は中学生の頃に洋楽にハマって以降、マイペースに勉強をしており今ではTO...

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