【フランス】スリから取り返した話

Overseas

海外旅行ではトラブルはつきものですよね。(私はそれを含めて旅っておもしろいと思ってる。)今回書く話はあまり笑えない、結構怖かったトラブルの話です。以前、家族でフランス旅行をしたとき、スリに遭ってしまいました。パリは特に観光客を狙ったスリが多いエリアので、気をつけて観光しよう。

スリに遭った場所

百貨店プランタン付近で、スリに遭いました。弟と一緒にいて、「これからプランタンで買い物するぞー!」とテンションMAXでるんるん歩いていました。とある横断歩道を渡り始めたら、突然3人組の女性が登場。そして弟の右腕、左腕、正面に抱きついてきました。振り払ってもしつこく、くっついてくる。

3人組にくっつかれながら横断歩道を渡っていたのですが、渡り切る前に弟のカバンのチャックが空いていることに気が付きました

犯人は女性3人組

「財布を取られた!」と弟が言ったので、横断歩道を渡り切ったところで、2人を捕まえて事情聴取。逃げないように腕を掴み、ついでに足も踏んでホールドしておく。私も弟も変なハイテンションになっていたので強気でした。今思えば恐ろしすぎる行動なのですが、その時は財布とパスポートを盗まれたら、紛失手続き等が面倒すぎると思い、必死でした。

「取ってない」としらばっくれる2人でしたが、少し離れたところで「しめしめ」という顔をしていたもう1人の仲間を発見。「返して!」と言い続けたら、返してくれました。その場でカバンの中身を確認したら盗まれたものはありませんでした。何が衝撃的だったかって、パリではおばちゃんがスリをするのか!ということです。少し意外でした。

イケメンとの出会い

返却してもらって冷静になった途端、「今、めちゃくちゃ怖い経験したよね?」と我に帰り、弟とガタブル震える。しばらく放心状態になっていたら「大丈夫?携帯、財布、パスポートはあるか確認した?」と話し掛けてくれる人が。振り向くとそこにはジャケットを綺麗に着こなしているイケメンパリジャン! 貴重品は全部あることを伝えると「パリにはスリが多いから気をつけてね!」と言ってイケメンは去っていきました。

スリ3人組のあとにイケメンからの優しい対応。弟から見てもかなりのイケメンと思ったらしく、最大の恐怖と最大のきゅんを短時間で感じで、感情が忙しかったです。

取り返さない方が身の為です【危険】

今回は取り返せましたが、場合によっては取り返さないで渡してしまった方がいいです!相手がナイフや銃を持っている可能性もあります。数年前にはスリの犯人を追った日本人男性が銃で撃たれたという悲しい事件も起きています。貴重品を取られても命だけは取られないようにしてくださいね。

スリに狙われた原因を考えてみる

買い物前だったので浮かれていたし、大きな声で話していたので観光客とバレたのだと思います。

今後、海外ではテンション上げたり、調子に乗らないようにしようと反省しました。


【対策法】
・大きな声話さない
・浮かれた雰囲気を出さない

父の貴重品はあらかじめ没収

フランスに着いてから早々に「父は隙だらけで危ない」と感じて、このままだと100%スリに遭うなと思ったので、父のカバンには貴重品を一切入れず、地図だけ入れていました。

案の定(?)旅の3日目にメトロに乗ろうと歩いていたら、ふわ〜と寄ってくる男性が現れ、手を伸ばして父のカバンのチャックを開けようとしました。母が「おとうさん!」と少し大きい声を出したら、スリの男性はびっくりしたようで、引き返していきました。カバンを開けたところで地図しか入っていないから、盗むものはないんだけどね。

何が言いたいって、スリはそこらじゅうにいて、いつでも観光客を狙っているってこと!

スリ対策法


・スマホを出さない
・マップを広げて歩かない
・貴重品をポッケに入れない

市内を歩くときは、少し気を引き締めて、肩にしっかりカバンをかけて持っていれば大丈夫。

以上、フランスでのスリ経験でした。旅行の際は防犯対策をしっかりして、観光を楽しみましょう。

フランス旅行の関連記事はこちら。

Ayano

15歳のときに初めて海外へ行ったことをきっかけに海外に興味を持つようになりました。英語は中学生の頃に洋楽にハマって以降、マイペースに勉強をしており今ではTO...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧